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ミトマト一株(一鉢)で1000個収穫 [作物栽培]


ミトマト一株(一鉢)で1000個収穫

直径30cm、高さ33cmの丸いポットに野菜栽培用土半分と

残り半分に腐葉土と発酵油粕を詰め(全体混合)4月17日

つくば市の農業環境研究所一般公開でいただいたミニト

マトの接ぎ木苗1本を4月20日に移植しました。栽培管理は

かなり粗放で、過度の脇芽をとる程度でした。普通の栽培法

に比べてなるべく沢山脇芽を残し、花房の数を増やしました。

脇芽は大きな側枝となり沢山の果房を着生しました。潅水は

毎日12回やりました。6月になると高さ160cm、幅150cmになり

果実の重みで垂れてきたので写真のように支柱に支えました。

719日現在(移植後90日)おおくのトマトが収穫できました。

この時点の熟したもの、未熟含めて総果房数が70で平均1

あたりの着果数は13とすると総果数は910です(現にすでに

900個の収穫を得ております)。生長は緩やかになってきまし

たが、これからまだ増加します。最終的には1000個はいくで

しょう。1房の着果数は528個で株元に近いほどその個数は

多くなります。完熟果実の直径は2.53cm位でした。露地栽培

のミニトマトと比べたら1房当たりの着果数はかなり劣ります。

ポット栽培増収のテクニック

ミニトマトは本葉が7枚位になると茎に最初の花房が着きます。

その後は、葉3枚ごとに花房が着いて規則的に伸びていきます。

成長が進んでいくと、主軸の茎と葉の間から脇芽が出てきます。

その芽は残すと上記と同じような成長を続けます。脇芽をなる

べく多く残すと果房の数が大幅に増加しますが、放置しておくと

過繁茂状態になり果房も小さくなります。脇芽の残し具合が収穫

量の決定のカギになります。多く残す為には樹勢が持続される必

要があり、そのためには土壌の肥沃性(追肥)と根の活力が大切

です。これを見分ける簡単なコツは生長が8月頃までは止まるこ

とがない、下葉が黄色く変色しない、の2点です。接ぎ木したミニ

トマトは病虫害の心配は(多くの栽培例を観察して)あまりいりま

せん。現在栽培中のミニトマトはアブラムシを含めいっさい病害虫

の発生は見られていません。

DSC_0245r.jpg

6月23日の生育状況。

DSC_0242r.jpg

同時期の生育状況:結果枝が垂れてきたので

紐で支えてやりました。すでに収穫は始まって

います。

DSC_0246r.jpg

6月29日の生育状況:生育旺盛で新しく伸びた枝に

次々と開花しています。

DSC_0248r.jpg

1房の着果状態:すでに数個収穫されています。

DSC_0194.jpg

7月8日:新しく 伸びた脇芽も次々と沢山着果しています。

DSC_0266r.jpg

全体の生育状況

DSC_0202.jpg

収穫されたトマト:生育旺盛な時は2日でこの程度獲れました。




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舎人公園野草園のレンゲショウマ [舎人公園での植物観察]



舎人公園野草園でレンゲショウマが見られます。

平地では栽培が難しくあまり見かけないレンゲショクマが舎人公園

野草園で開花してきました。今月いっぱいは次々開花します。3か所

に生育していて、2か所は日蔭~半日蔭で、あと1か所は日向なので、

遮光してあります。

レンゲショウマはキンポウゲ科の多年草で、山地や深山の湿気のある

林下に自生しています。関東では、御岳山のレンゲショウマの群生地

は有名です。

このような限られた環境で生育するレンゲショウマの舎人公園野草園での

生育に成功して4年目になり、毎年春になると新芽が出てきて7月には開花

します。株数も増え全体で20株ほどあります。写真でご紹介いたします。

レンゲショウマの記事は本ブログで201492日に投稿してあります。

ご参照下さい。

御岳山のレンゲショウマ.jpg

御岳山の群生地:果実の姿が面白い。

rengesyouma51.jpg

昨年のレンゲショウマの遮光風景:白い寒冷紗で遮光したのですが

真夏葉が日焼けしました。

DSC_0194.jpg

今年は黒の遮光ネットで遮光。日焼けは起きていません。

数十個の蕾があります。

DSC_0199r.jpg

日蔭で咲き出したレンゲショウマ。

DSC_0198r.jpg

ヤブミョウガなどが混植されています。

rengesyouma261 (2).jpg

巨大なレンゲショウマの花:レンゲショウマの花茎は3~4cmの

ものが多いですが、写真の花は5.5cmありました。

DSC_0196.jpg

上の花と同じ花を、花びらが落ちる直前にサイズを測ってみました。

約5cmでした。満開時より花弁が5mmほど縮まり短くなっていました。




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向島百花園の植物 [植物観察]

向島百花園の6月の主な植物を紹介させていただきました。普段あまり目にすることの少ない植物が豊富です。ほんの一部ですが紹介させていただきました。

写真をクリックして拡大して見て下さい。

cキョウガノコr.jpg

キョウガノコ バラ科シモツケソウ属。初夏の頃、ピンク色のつぶつぶの
小さい花を密生させて咲く。花も葉もシモツケソウシモツケソウとそっくり。名前は京染
の鹿子絞りに似ているから。
dキリンソウr.jpg
キリンソウ キリンソウ(麒麟草)は、ベンケイソウ科マンネングサ属の
多年草。68月茎頂に多数の5ミリくらいの鮮黄色の小花をつけ美しい。
eクガイソウr.jpg
クガイソウ : オオバコ科クガイソウ属の多年草。かつてはゴマノハグサ科
花期は7-8月。茎の先端に穂状になる長い総状花序をつけ、
淡紫色の多くの花をつける。茎に輪生する葉が層になってつくので、
九蓋草、九階草の名がある。
 
fコマツナギr.jpg
 
コマツナギ : マメ科コマツナギ属の落葉小低木。名の由来は茎や
根が丈夫で引き抜くのが困難で、駒(馬)を茎につなげておくこともできる。
 
gシロミノコムラサキr.jpg
 
シロミノコムラサキ : クマツヅラ科(APG分類体系ではシソ科)
ムラサキシキブ属の落葉小低木。本種はコムラサキの変種の
白実種で、シロシキブはムラサキシキブの変種の白実種。
コムラサキのように花柄の付け根と葉柄の付け根が少し離れている。
 
hムラサキシキブr.jpg
 
ムラサキシキブ : クマツヅラ科ムラサキシキブ属落葉小低木。
APG分類体系ではシソ科ムラサキシキブ属。花柄の付け根と葉柄
の付け根がくっ付いている(写真)。
 
iトモエソウr.jpg
 
トモエソウ トモエソウ(巴草)、オトギリソウ科オトギリソウ属
多年草。名前の由来は卍 のような形をした花。
 
jナルコユリr.jpg
 
ナルコユリ : キジカクシ科アマドコロ属の多年草。かってはユリ科。
アマドコロと似ているが、茎はまるくて稜がない。
 
kニッコウキスゲr.jpg
 
ニッコウキスゲ ゼンテイカ(禅庭花)はススキノキ科ワスレグサ属
の多年草かってはユリ科。一般にはニッコウキスゲの名前で呼ばれ
ることが多い。日光霜降高原などの群落が有名で、花が黄色で葉が
カサスゲ(笠萓)に似ているため、地名を付けてニッコウキスゲと呼
ばれる。
 
lバショウr.jpg
 
バショウ:バショウ科バショウ属の多年草。バナナとよく似ている。
バナナより耐寒性があり、関東地方以南では露地植えも可能である。
バショウの繊維を利用した工芸品が作られている。
バナナ状のものは雌花、その右は雄花。
 
mヒョウタンボクr.jpg
 
 ヒョウタンボク スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木。6-7月の赤い
実が2個ずつ対になっているので、ヒョウタンのように見える。 
 
nマツムシソウr.jpg
 
マツムシソウ : マツムシソウ科マツムシソウ属の越年草。北海道から
九州に分布する日本固有種で、山地の草原に生育する。マツムシが鳴くころ
に咲くことが和名の由来とか。
  
oムサシアブミr.jpg
 
ムサシアブミ サトイモ科テンナンショウ属。マムシグサや
ウラシマソウの仲間雌雄異株。土壌の栄養状態が良いと雌花
となり、実をつけるが栄養状態が悪いと雄花となる。写真
中央下に未熟果実が見えます(写真を拡大して確認して
ください)。
 
pムラサキセンダイハギr.jpg
ムラサキセンダイハギ マメ科ムラサキセンダイハギ属。普通の萩
は秋に咲くが、本種は初夏5月頃に咲き、色も萩と違い紫色。ソラマメ
に似た実ができる。
qメイゲツソウr.jpg
メイゲツソウ  デ科イタドリ属多年草。虎杖(イタドリ)の花は白いが、
本種の場合は紅色を帯びる。 雌雄異株。和名の由来はお月見のころに
花をつける。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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岡本廣子さんのボタニカルアート(その六) [趣味]

これまで、5回投稿しました。最初は2012年1月、2回目:12年10月、3回目:13年2月、4回目:13年8月、5回目:14年10月で、その間の総アクセスは今日現在2729です。今回は6回目の投稿となります。ちなみに、本ブログの総アクセスは約7年間で現在約74万です。100万が目標です。

写真を拡大して見てください。

サンシュユ1 (2).jpg

サンシュユです。グミに似た実です。

シデコブシ1 (2).jpg

シデコブシです。「足立区の樹木・ポケットガイド」の表紙になりました。

ネコヤナギ1 (2).jpg

ネコヤナギです。

ヤマモモ1 (2).jpg

ヤマモモです。食べられます。

ユリノキ1 (2).jpg

ユリノキです。蜜の多い花です。別名、半纏木、チューリップツリー。


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ニホンサクラソウの簡易栽培法 [花の栽培]

二ホンサクラソウの簡易な栽培法

ニホンサクラソウ(桜草・サクラソウ、学名 Primula
sieboldii
サクラソウ科サクラソウ属多年草で準絶滅危惧種に指定されています。自生地では湿性の林間、原野の草間に生え、ときに群生します。以下ニホンサクラソウのことをサクラソウと記します。

国の特別天然記念物指定、埼玉県田島が原サクラソウ群落自生地で生育しているサクラソウは 1)色々な植物と共存している、
2)年間通じて適当な土壌湿度が保たれている 、3)夏にはアシ、オギが一面に繁茂してサクラソウを覆う、4)通風が良いなどの条件を備えています。これらに近い条件を再現すれば継続栽培可能ではないかと考えました。それに近い栽培環境とは、通年土壌を乾かさない(適湿)、夏は直射日光をさける、風通しの良い場所を選ぶ、サクラソウと野草の混植で土壌を露出させないなどでしょう。ここでは、サクラソウを鉢で継続的に栽培する方法を紹介させて頂きます。

第一年目 : 盆栽用の深めの鉢、泥鉢(例えば直径30cm、深さ6cmの丸い鉢)に赤玉土5、鹿沼土3、腐葉土2などの割合で混合した培養土を詰め、購入した開花期前のサクラソウの鉢を植え付けます(できれば異品種の苗数鉢)。この時、サクラソウを傷めないようにチゴユリ、コバノタツナミ、ユキノシタ、ミズヒキ、スミレ類、チドメグサ、タイトゴメなどサクラソウと共存できそう(サクラソウの開花期草丈低い)な小物で自分の好きな野草数種類選び植え付けます。サクラソウの花が見られない時でも山野草の盆栽として楽しめます。これらの混植は地際に伸びたサクラソウの根茎が露出して乾燥するのを防ぎます。もしサクラソウの根茎が地上に露出したら覆土して下さい(増し土)。潅水は十分に行います。夏になったら暑さに弱いので、木陰や半日蔭で通風の良い場所に移しましょう。涼しくなったら日の当たる場所に戻します。冬の休眠期を含めて年中水切れに注意してください。寒さには強いです。翌23月芽が出る前に小粒の発酵油粕を軽く一握り程度施しましょう。

第二年目以降 : 新しい根茎が伸びて新芽が出てくれば個体数が増えます。普通、株を充実させるため花柄摘みを行いますが、種子を残すとこぼれ種子となり、うまくいけば翌年発芽します。また、種子で増やす方法があります(下記)。東京では4月中旬頃開花します。開花後の管理は上述の第一年目に準じて行ってください。56年経過して、鉢一面にサクラソウが増殖したら、根鉢を軽くほぐして、一回り大きな泥鉢に移しましょう。この時、株分けをして(下記)植えかえることも可能です。培養土は第一年目と同じで良いと思います。これらの植え替え作業は121月が適当と考えられます。株分けや種子で増やせますが、これらの方法は多少手間がかかりますが、挑戦して見て下さい。増やし方を参考までにご紹介します。

 

増やし方 :
以下の方法があります。


株分け(芽分け) : 植え替え時(2月中旬)に1株に芽1個~数個付けた状態にします。1株に芽が2個以上あれば、芽が出ている根茎を切断して1個の芽にし、いずれも根が着いた状態で株分け可能で、この場合多数の株が得られます。芽の無い株の太い根や地下茎をそのまま、或は切断して同じ鉢か別の鉢に植え付けて(根伏せ)芽のでるのを待ちます。株分け(芽分け)したものは第一年目に従って1鉢数株植え付けます。

種子で増やす 6月ころ熟した種子を採取し、湿った紙、布に包みチャック付保存袋等に入れ、冷蔵庫で乾燥させないようにして保存し、翌年3月頃播きます。発芽には低温は必要です。乾燥した種子は発芽しにくいです。この場合は翌年の開花となります。採り播の場合は、採取した種子を直ぐにまくのですが、種子が好日性の微小種子なので、覆土ができません。バーミキュライト、鹿沼土(細粒)などポーラスな用土の表面を種子と混ぜる程度にして播けばいいと思います。発芽は翌年になります。この場合、乾かさないで管理するのは苦労がいります。それを避けるため、種子を保湿状態で1~2か月冷蔵庫に保存して播く方法があります。こぼれ種子が春先発芽することもあります。よく用いられる方法として採取した種子を市販のジベレリンで処理をしてから播くやり方です。サクラソウは寒さに遭遇しないと発芽しません。そこで、種無しブドウに使用されるホルモン剤ジベレリンの約300ppm溶液に浸したキッチンペーパーなどで一日処理し休眠を解きます。処理後播くと気温にもよりますが、1週間位でよく発芽します。

あ:サクラソウ.jpg

サクラソウの植え付け

い:サクラソウ10.jpg

複数株植え、カバープラントとしてチゴユリ、コバノタツナミ、タイトゴメ、スミレ、ミズヒキなど

を混植しました。

う:サクラソウハチ.jpg

二年目の開花状態です。個体数が増えてきました。

え:サクラソウ0164r.jpg

三年目の開花状況、スミレ、コバノタツネミが見えます。

か:サクラソウR.jpg

三年目の様子、色々なカバープラントで鉢も地面が見えません。カバープラントが蔓延り、サクラソウの繁殖に支障が生じれば適当に抜き取ります。まだ植え替えは必要なでしょう。

き:サクラソウ.jpg

三年目の種子の着生状況。

く:サクラソウ.jpg

同上の拡大写真、間もなく種子は熟します。採種する場合は完熟したら種子が飛散して

しまうので注意が必要です。一つの果実に無数の種子が閉じ込まれています。大きさ

は300ミクロン位です。

 


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田島が原サクラソウ群落自生地の野草 [植物観察]


田島が原サクラソウ群落自生地の野草

国の特別天然記念物指定の埼玉県の田島が原サクラソウ群落自生地4haにサクラソウ100万本、ノウルシ無数が生育しています。さらに、これらの隙間にトダスゲ、ノカラマツ、ヒキノカサが生育し、これら5種は準絶滅危惧種等に指定されています。過去何回か足を運んだのですが、ノウルシがますます蔓延ってきた感じがしました。全面積の80%くらいを占めているようです。夏になるとアシ、オギが一面を覆い、サクラソウを保護しているのでしょう。ニホンサクラソウは江戸時代荒川原野に自生したものを種子などで繰り返し栽培するうち、赤、桃、紫、白などの色変わりや様々な形の花形が生まれたそうです。

ニホンサクラソウ(桜草・サクラソウ、学名Primula sieboldiiはサクラソウ科サクラソウ属の多年草:自生地では林間の湿性地や原野の草間に生え、ときに群生します。田島が原サクラソウ群落自生地では、花の色の濃淡は真紅~薄いピンクまであり、花弁の形は隙間の無いものから隙間の大きいもの、先端が大きい、尖っているものなど観察されています。花びらの中心の白い円がはっきりしたものから殆どないものがあり、花びらの枚数は5枚が基本ですが、4枚、6枚~10枚まで観察されているそうです。花びらの遺伝的な形質は5枚でしょうが、何らかの変化で奇形?ができるのでしょう。4つ葉、5つ葉のクローバに似ています。



以下に主だった野草を写真で紹介させていただきます。

あサクラソウ1.JPG

サクラソウ:花びらの隙間があります。

いサクラソウ2,1.JPG

サクラソウ:花びらの隙間がありません。

うサクラソウ26弁.JPG

サクラソウ:花びらが6枚だそうです。

えサクラソウ3芯.JPG

サクラソウ:花びらの中心の白い円がはっきりしません。

おサクラソウ4・田島白.JPG

サクラソウ:シロバナサクラソウでこの地に発生したそうです(田島白)。

かノウルシ.JPG

ノウルシ: トウダイグサ科トウダイグサ属で湿地を好む多年草。有毒植物。準絶滅危惧種。

きアマドコロ.JPG

アマドコロ: ナギイカダ科アマドコロ属の多年草。所々で群生していました。ガイドさんによると、ナルコユリの生育は無いそうです。両者は似ていますが主に茎の手触りで区別されます。角張る
: アマドコロ、丸く感じる : ナルコユリ。

こツボスミレ.JPG

ツボスミレ: スミレ科スミレ属の多年草。小型のスミレでニョイスミレ(如意菫)ともいう。

さトダスゲ.JPG

トダスゲ: カヤツリグサ科スゲ属。埼玉県戸田が原に生育していたことに因む。環境省絶滅危惧1A類。

しノカラマツ.JPG

カラマツ : キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草で草地に生える。絶滅危惧Ⅱ類。

すハナウド.JPG

ハナウド: セリ科ハナウド属の多年草。やや湿ったところを好む。

せヒキノカサ.JPG

ヒキノカサ: キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。湿地を好む。絶滅危惧Ⅱ類。

そミツバツチグリ.JPG

ミツバツチグリ : バラ科キジムシロ属の多年草。日当たりの良い草原などに生える。



 


 


 


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ウラシマソウの性転換の謎 [科学]


ウラシマソウの性転換の謎

ウラシマソウ : 学名 Arisaema urashimaサトイモ科テンナンショウ属宿根性多年草。雌雄異株。



地下に球茎を形成し、子球をつけて増える。葉は一枚のことが多く、大きな株では14枚程度の小葉を鳥足状(傘状)に着ける。実生のような小株では4枚ほどの小葉を着ける。茎先に花軸が多肉化して花がその表面に密生した肉穂花序(付属体と花から構成)を出す。この肉穂花序は仏炎苞(サトイモ科の大形の苞)に覆われている。肉穂花序の先端の付属体が細長い紐状に長く伸び途中から垂れ下がる(これを浦島太郎の釣糸に見立てた)。肉穂花序の多数の花には花弁は無く雄蕊と雌蕊で形成されている。



受粉はキノコなどに加害する極小のハエ(1mm2mm位)などによる虫媒(花)で、雄株の仏炎苞の開口部から進入した虫は雄花群の花粉を身に付着し、仏炎苞の底にある隙間から脱出し別の雌花群に入り受粉させるが、この雌性の仏炎苞には雄性の仏炎苞のような脱出する隙間は無く、ここで死んでしまう。受粉した個体は、秋にはトウモロコシ状に赤く実る(有毒)。



ウラシマソウの性転換
ウェブサイトで有名なウイキペディアによると「テンナンショウ属の植物は性転換をすることが知られており、本種でも同様である。比較的小型の個体では雄性となり、仏炎苞内部の肉穂花序雄花群を形成し、大型の個体では雌性となり、肉穂花序には群を形成する性質がある。つまり、種子由来の若い個体や子球由来の小型の個体は雄性となり、より大型の個体は雌性に転換していくこととなる」と記されている。また、「日照量が不足する条件下では開花困難か雄性個体ばかりとなりやすく、逆に適度な日照量条件下では無性期、雄性期、雌性期のすべてが見られることとなる」と記述されている。これらの記述から、類推すれば雌性期の個体でも翌年の環境状況により雄性期になりうる。



この問題に関いて、舎人公園の野草園で生育しているウラシマソウ7個体の観察では、大きい個体グループ4本の大きさはほぼ同じで、環境条件は同じであるにも関わらず雄性、雌性の両個体が隣合せに確認された。4個体のうち3個体は雄性であった。残りの比較的小さい株もいずれも雄性であった。ほぼ同一大の2個体で、一方が雌性、他方が雄性と確認された事実から、性転換は個体の大小以外に発生してからの経過日数、微細な環境条件などが複雑に関与していることが推定される。



以下写真で説明いたします。クリックして拡大して見て下さい。

ア、ウラシマソウ1r.jpg

ウラシマソウの発芽の様子:付属体から「釣糸」が出てきました。

イ、ウラシマソウ6r.jpg

ウラシマソウの開花状態:7個体があります。

ウ、ウラシマソウra.jpg

上の2個体はほぼ同じ大きさ:左が雌性、右が雄性。拡大して見て下さい。

エ、ウラシマソウra.jpg

左は雌性の雌花、右は雄性の雄花。拡大して見て下さい(雌蕊と雄蕊がよく見えます)

オ、ウラシマソウ9r.jpg

同じ位の個体が4本ありました。

カ、ウラシマソウ(2)a.jpg

雄性の花序の構成。拡大して見て下さい。

キ、ウラシマソウ (2)a.jpg

雌性の花序の構成。拡大して見て下さい。苞は仏炎苞です。

ク、マムシグサ.jpg

マムシグサの例:左の茎(偽茎)の模様がマムシの斑点に似ている。右の実はトウモロコシ状に実っています(有毒)。

ケ、ワコンニャク.jpg

コンニャクの花:雌雄同株で、雄花の下に雌花(この写真では一部しか見えません)が位置します










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ソメイヨシノの原木 [科学]



ソメイヨシノ染井吉野) 学名: Cerasus
× yedoensis (Matsum.) A.V.Vassil. Somei-yoshino’は日本原産種のエドヒガン系の桜とオオシマザクラの交配で生まれたと推定されている日本産の園芸品種であります。ソメイヨシノは接ぎ木で普及したためほぼ全てクローンです。森林総合研究所などによるDNAを用いた研究では、ソメイヨシノは単一のクローンである事を肯定しています。ソメイヨシノは自然交雑種なのか、人工交配種なのかの論争はありますが、現在では人工的な交配による品種改良で作られたとする説が最も有力視されています。染井村の造園師や植木職人により江戸時代末期から明治初期にかけて育成され、普及は現在も続いています。



それでは、接ぎ木により普及したとなるとその原木があるはずです。最近発表された新しい説によるとその原木が上野公園にあるとされています。この説はまだ仮説の段階ですが有望と考えられます。そこで、早速上野公園に出向いてその「原木」を見てきました。開花初期でしたが写真に写してきました。拡大して見て下さい。

ソメイヨシノ3.jpg

上野公園小松宮親王像北側(写真右奥)の開花初期の「原木」

ソメイヨシノ2.jpg

開花初期のソメイヨシノの「原木」

ソメイヨシノ1.jpg

ソメイヨシノの「原木」の幹:樹齢約100年とも150年以上とも。正確な樹齢が下されていません。


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セイロンベンケイが開花しました [植物観察]

舎人公園でセイロンベンケイに花が咲きました。屋外で育てたセイロンベンケイを11月舎人公園サービスセンター内に取り込み栽培を続けました。1月頃小さな袋(萼・蕾)ができ、2月下旬に開花しました。写真に開花までの様子を示しました。

セイロンベンケイ (セイロンベンケイソウ:Kalanchoe pinnata Pers.) ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属の植物で、別名を花の形からトウロウソウ(灯籠草)といいます。英語で"Good-luck leaf"と書き、幸運の葉と呼ばれています。原産は南アフリカで、日本では沖縄や小笠原諸島自生しています。

多肉質の多年生草本で、暑さには強いのですが寒さに弱い性質を持ちます。日当たりの良い場所を好みますが、半日蔭でも育ちます。開花期は一概に言えませんが1-4月です。

土中に埋めるとか水を入れた容器に浸すと葉の縁から不定芽を出す(無性生殖)性質を持つので、はからめ(葉から芽)ともいわれています。

花は下の写真のように緑色の風船のような形をした萼(がく)ができ、その中に小さな蕾がすでにできています。大きく長くなった萼の下を突き破るようにして花が出現し、花びらを反り返すように開きます。増やし方は不定芽で簡単に増やせます。種子も出来るようですが、まだ確認していません。

aはからめ.jpg

風船のような萼が出来始めました(1月)。

bはからめ.JPG

開花直前の全体の姿です。

cはからめ.jpg

風船(萼)は大きく長く伸びてきました。開花直前です。

dはからめ.jpg

風船(萼)の先端から花びらが出てきました。

eはからめ.JPG

花びらの先は反り返ります。

fはからめ.jpg

地面の落ちた葉の縁から不定芽がでて幼植物となりました。移植可能です。

gはからめ.jpg

同じく不定芽が生育している様子です。 


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足立区の樹木・ポケットガイド新刊 [植物観察]

足立区の樹木・ポケットガイドが新たに発行されました。これまでの足立区の野草・ポケットガイド、足立区の野鳥・ポケットガイドと自然観察3点セットの最終版です。長年時間を費やしようやく完成しました。

内容は、新しい植物の分類方法の解説、冬の葉腋の姿、都道府県の木、足立区の保存樹のことなど盛り沢山です。以下簡単に紹介させて頂きます。ここでの写真は写りが悪いのですが、現物は見事です。写真をクリックして拡大して見て下さい。

DSC_0040r.jpg

このような表紙です

DSC_0039r.jpg

 目次です

新しい植物分類

しい植物分類: APG分類体系とは

最近、植物の分類体系に新しい手法が導入されています。植物観察を行っている者

にとって、今まで使っていた科名が無くなる、変更される等により不便が生じる可

能性があるでしょう。

1990年以降、被子植物の分類体系DNA解析(葉緑体DNA解析)による系統学手法が

導入されました。この手法の進展により欧米では、植物図鑑などが新しい体系に変

わってきています。わが国でも、将来この手法が植物分類学の主流になると考えら

れています(APG植物分類体系APG)

従来の分類法は、リンネの自然の体系(18世紀)ら、生物を科、属と区分する分類体系

が生まれました。これにダーウイン(19世紀)の進化論が取り入れられ、花や葉を基にした

類縁関係からマクロ形態的な分類体系が定着し、これまで教科書や図鑑でこの分類方法が

採用されてきています。この方法は、単純な構造を持つ花から複雑な構造の花が進化した

として、植物を系統的に分類したもので誰でも直感的に分かり易い方法なのです。ところが

APG法はDNA情報を基にした植物の新しい分類法です。この方法では外見によらないで遺伝子

情報(DNA情報) の差から類縁関係をつかもうとするものです。学術的には優れた手法ですが、

植物を観察する植物愛好家にとっては、定着するまで時間がかかると思われます。しかし、

既に一部の図鑑ではAPG法が採用されており、将来多くの図鑑や教科書が新しい方法に書き

換えになると考えられますので、本書でもこの分類に従っております。

APG法導入により科が変わった樹木の例、( )は旧分類。 

裸子植物 コウヤマキ:コウヤマキ科(スギ科)スギ・コウヨウザン・メタセコイア・

ラクウショウ:ヒノキ科(スギ科)

被子植物 イイギリ:ヤナギ科(イイギリ科)ムクノキ・エノキ:アサ科(ニレ科)

アオギリ:アオイ(アオギリ科)、イロハモミジ・オオモミジ・メグスリノキ・ヤマモミジ

・トウカエデ:ムクロジ科(カエデ科)トチノキ・ベニバナトチノキ・セイヨウトチノキ

:ムクロジ科(トチノキ科)ウツギ・ヒメウツギ・ガクアジサイ・アジサイ:アジサイ

(ユキノシタ科)、サカキ・ヒサカキ・ハマヒサカキ・モッコク: サカキ科(ツバキ)

ンリョウ・ヤブコウジ:サクラソウ科(ヤブコウジ科)アオキ:ガリア科(ミズキ科)

コムラサキ・ムラサキシキブ:シソ(クマツヅラ科)キリ:キリ科(ノウゼンカズラ科)

新しいAPGによる分類法の模式図の説明

植物の進化の歴史を示した分類体系を簡略化して次頁に図示しました。古い順に列挙すれば

シダ植物、裸子植物、被子植物となり被子植物は被子植物基底群(3(もく))、単子葉

類(11目)、真正双子葉類(37目)に大分類されます。図の縦の短冊内のカタカナ書

きは目(もく)表し、

目の下の階級に科が配置されます。被子植物の科数は416に分類されています。


世界最古の被子植物は1目1科1種のアンボレラ(ニューカレドニアに生育)です。

DSC_0041r.jpg

新しい植物分類体系と旧分類法の図解

DSC_0045r.jpg

樹木の写真図鑑の一例:すみません写真がぼけています。

  


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舎人公園のお菊虫 [舎人公園の昆虫]

ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶、麝香揚羽、学名Byasa alcinous。チョウ目アゲハチョウ科。食草はウマノスズクサ。和名は雄成虫が腹端から麝香(じゃこう)のような匂いをさせることに由来します。昨年舎人公園野草園にジャコウアゲハの幼虫・蛹が大発生しました。昨年の本ブログに載せましたが、幸か不幸かその食草のウマノスズクサは大きな被害を被りました。

ジャコウアゲハの蛹は「お菊虫」と呼ばれますが、その理由は怪談『播州皿屋敷、江戸では番町皿屋敷』のお菊に起因します。皆様ご存知のように、お菊が大切な皿を一枚割ってしまったため、手を後ろに縄で縛られてつるされ殺されました。その後何故か、寛政7年(1795年)のこと、播磨国姫路城下に手を後ろに縛られた女性に似た虫の蛹が大発生したそうです。これを見た城下の人々は姫路城で殺されたお菊の幽霊が、虫の姿を借りてこの世に帰ってきているのだと噂したと言われています。このお菊虫は現在ではジャコウアゲハの蛹と推定されています。ジャコウアゲハの蛹を下の写真からも見られるように人が縛られている姿に見えます。実に不思議な姿をした蛹です。因みに姫路市ではジャコウアゲハを市の蝶に指定しているそうです。


ご参考までに、蝶の蛹の形は、1頭を下に垂れ下がる方法、2)紐を背にかけて枝に自分の体をくくりつける方法があります。1)を垂蛹(すいよう)、2)は帯蛹(たいよう)と言います。蝶の蛹は垂蛹になるか、帯蛹になるかのどちらかですが、成虫の脚の数で決まります。蝶の種類により4本に見えるものと6本に見えるものがあります。本来脚は前脚、中脚、後脚と6本ありますが、4本脚に見えるのは、その内の前脚が良く見えないのと、歩行に使ってないからです。4本脚グループが垂蛹になり、6本脚グループが帯蛹になります。アゲハチョウの仲間は6本脚です。

あ合成.jpg

ジャコウアゲハの卵、幼虫、成虫(♀)

いお菊虫.JPG

お菊虫:白い糸で固定されている(縛られている!)。黒い髪毛様に固定される場合もあります。お菊さんに似ているとか?

うお菊虫.jpg

カラタネオガタマの木で蛹化

えお菊虫.jpg

バラの木の蛹:蛹の色が上の写真と違います。保護色でしょうか?

おお菊虫.jpg

食草ウマノスズクサで蛹化:黒い糸(髪毛?)で縛られています。首に巻かれています

かお菊虫.jpg

正面から見た姿:黒い糸(髪毛?)で縛られています

きお菊虫.jpg

野草園の掲示板で蛹化した蛹:ここでは茶色の沢山の糸(髪毛様)で固定(縛られ)されています。パウチされた透明でつるつるした素材なので固定するのに沢山の糸が必要だったのでしょう

くお菊虫.jpg

上の写真を横から見たところ

けお菊虫.JPG

人工飼育され、蛹化した蛹:色々な顔?をしています



 


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tumu-tumuツムラの掲示板の閲覧状況 [その他]


あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願い申し上げます。



本ブログ”Tumu-tumuツムラの掲示板”アクセスランキングを紹介させて頂きました。

2014年末現在、総投稿数245(7年4か月間)、総閲覧数の累計は687873となっており、実に多くのアクセスを頂いております。これも皆様のご協力の賜物です。
アクセス数は投稿の早いほど多くなる傾向にあります。しかし、人気が断然先行しています。

1位:皇帝ダリアの挿し木苗づくり(2010年投稿)20920

2位:ドングリゴマの簡易な作り方(2010年投稿)17886

3位:トンブリの簡易な作り方(2011年投稿)12479

4位:新しい植物分類:APG分類体系とは(2010年投稿)8219

5位:木の実の工作品(2007年投稿)5562

6位:色々な草笛を作ろう(2011年投稿)5248

7位:冬咲く花、ヤツデの開花の不思議(2009年投稿)4628

8位:超ミクロの世界を覗く:ナノグラム(ng)とピコグラム(pg)(2010年投稿)3653

その他人気のあった記事

1:福島原発事故関連放射能汚染の記事6回投稿で合計8529のアクセスがありました。その主なものは次のとおりです。放射能汚染の基礎情報:米と土壌のストロンチウム90とセシウム137汚染(2011年投稿)2998、稲(米)の放射能汚染Q&A(2011年投稿)2726


2:アキエの押し花作品集(2回投稿)計5294

3:目黒洋子さんの日本画セレクション(3回投稿)計4500

4:岡本廣子さんのボタニカルアート集(5回投稿)計2379








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目黒洋子さんの日本画セレクション(4) [趣味]

目黒洋子さんの日本画は、本ブログには過去3回投稿があり、3回の合計で総アクセス数は本日現在で4462となっております。沢山の方に見ていただいております。今回はその続きとして8点紹介させて頂きました。原画を写真に写し、さらに投稿時の画素数の制限があるので原画に比べて質が落ちますがそれでも美しい仕上げになっています。写真をクリックし拡大して見て下さい。

あ.jpg

秋詩(シュウカイドウ):F4(333×242mm)

い.jpg

緑陰(山百合):F12(606×500mm)

う.jpg

薫風(ばら):F10(530×455mm)

え.jpg

富貴(牡丹):F12(606×500mm)

お.jpg

涼風(ききょう):F10(530×455mm)

か.jpg

夏の宵(大待宵草):P10(530×410mm)

き.jpg

白秋(コスモス):F12(606×500mm)

く.jpg

華(らん):F10(530×455mm)


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舎人公園野草園の皇帝ダリアが開花 [舎人公園の皇帝ダリア]

舎人公園野草園の皇帝ダリアが開花しました。25本の太くて、4m位の丈の高い茎から多くのツボミ、花が見られます。これだけ多数の株(茎)が一か所で見られるのは都内の公園では類を見ないと思われます。来月霜が降りる迄連続で開花することでしょう。2009年初めて一本の株を植えてから、翌1010年にその茎から増やし現在まで毎年植えかえることなく開花し続けています。皇帝ダリアの増やし方は開花の終わった茎を切断し、土に埋めて作ります。増やし方は本ブログ2010年6月投稿分”皇帝ダリアの挿し木苗づくり” に詳しく紹介されています(この増やし方の投稿分だけで総アクセスは本日現在で20535と非常に多くなっています)のでご参照下さい。大変人気の高い投稿でした。

以下今年の開花状況を紹介させていただきます。2回の台風で被害を受けましたが、幸い台風の勢力が弱かったため、何とか持ちこたえました。

1r.jpg

現在見ごろの株です。昨年より花が大振りです。台風で茎が地面まで倒伏しましたが、起こしてロープで固定しています。

2r.jpg

全体の風景です。多くは開花初期です。一か月は次々と開花し続けるでしょう。クリックして拡大して見て下さい。

3r.jpg

開花風景です。クリックして見て下さい。全部スマホの写真です。


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舎人公園野草園のタコノアシ [植物観察]

舎人公園野草園でタコノアシが生育しています。湿地環境をつくり栽培しました。

タコノアシ(蛸の足、学名:Penthorum chinense)はタコノアシ科の多年草。ユキノシタ科とされていたが花の形態などはベンケイソウ科に近く、ベンケイソウ科に入れる説もあります。最新のAPG植物分類体系では、独立のタコノアシ科(Penthoraceae)と分類されています。
日本のほか東アジアに広く分布し、湿地や沼地など湿った場所に生育します。日本では絶滅危惧II類(VU)から
準絶滅危惧(NT)に変更された(環境省レッドリスト)ことから少しずつ復活しているのですね。
高さは数十cmくらい。細長い葉がらせん状につき、数本に分かれた総状花序を放射状に茎の先につけ、8~9月頃小さい花を多数咲かせます。これを上から見ると、吸盤のついた蛸の足を下から見たのに似ています。タコノアシの名の由来は朱色に染まった総状花序が吸盤のある「鮹の足」に似ているからです。晩秋になると総状花序の蒴果が熟し、全草が茹蛸のように朱く変化します。以下の写真で見て下さい。ピントが甘くてすみません。

1タコノアシ7,23.jpg

タコノアシ:7月23日の生育。

2イタコノアシ7,23.jpg

同じく7月23日の生育の様子:蕾が見えます。

3タコノアシ7.30.jpg

タコノアシの開花:7月30日。

4エタコノアシ9.14r.jpg

登熟初期(9月14日)の様子:総状花序に赤身がでてきました。

5オタコノアシ9.29r.jpg

登熟期(9月29日):色づき蛸の足に似てきました。

6タコノアシ.jpg

登熟期(9月29日):直ぐ上の写真を上から写した様子。蛸が頭を下にして足を広げているように見えます。

6タコノアシ2.jpg

タコノアシの拡大した総状花序の蒴果(11月2日):種子は既に飛散しています。

7タコノアシ種子.jpg

タコノアシの種子:0.1mm(100ミクロン)位の微小な種子です。無数(数万個)の種子を着生します。ヤセ

ウツボやナンバンギセルも微小ですが、さらに小さい種子です。

8タコノアシ種子r.jpg

タコノアシの種子:0.1mm(100ミクロン)位の微小な種子の拡大写真。細長く種皮には沢山の突起があります。風や水で運ばれ伝播します。写真左上は約100倍の拡大写真。


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舎人公園のナガコガネグモ [舎人公園のくも]

舎人公園野草園には色々な昆虫やクモが生息しています。周辺の草刈の都度、小鳥の餌食になる前に野草園に逃げ込んできます。ここは、一年中野草が生い茂っているので虫たちのオアシスとなっています。

今年もナガコガネグモがあちこちで見られました。その獰猛さには驚かされます。本体より数倍大きいセミやコガネムシを丸ごと食べてしまいます。以下写真で紹介させていただきます。なお、この写真は9月に写したものです。

aナガコガネ.jpg

 ナガコガネグモ(♀):刺激を受けると網を強く揺さぶります。網の中の白いジグザグは隠れ帯です。何故隠れ帯を作るのか?鳥などの敵から守る、昆虫の誘因効果、網の張力調整など諸説がありますが、完全には解明されていないようです。

aナガコガネグモ腹部.jpg

ナガコガネグモ(♀):腹部です。

c1ナガコガネバッタ.jpg

ナガコガネグモ(♀):ショウリョウバッタの捕食。

cナガコガネグモ、セミ捕食.jpg

ナガコガネグモ(♀):アブラゼミの捕食。

eナガコガネ2r.jpg

ナガコガネグモ(♀):コガネムシの捕食。金属容器の上の白い幕の下にコガネムシの前足と頭部が見えます。食べる順序は尻尾(腹部)から食べ始め、最後に頭部を食べました。二日程で全部食べつくしました。

fコガネグモ♀.jpg

コガネグモ(♀):ナガコガネグモに似ていますが、丸みがあり模様も違います。

gコガネグモ腹部.jpg

 コガネグモ(♀):腹部です。

ジョロウグモ♀.jpg

ジョロウグモ(♀):舎人公園には少ないです。

ジョロウグモ腹部.jpg

ジョロウグモ(♀):腹部。


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岡本さんのボタニカルアート(その五) [趣味]

これまで、4回にわたり、岡本さんのボタニカルアート35枚を投稿させて頂き、現在延べ2100以上の閲覧がありました。今回はその後描かれたボタニカルアートの一部を紹介させて頂きました。写真をクリックして見て下さい。

イチゴ1rr.jpg

ワイルドベリー

ガーベラ2rr.jpg

ガーベラ

キキョウ1rr.jpg

キキョウ

サクラソウ1rr.jpg

サクラソウ

シャクヤク1rr.jpg

シャクヤク

ムスカリ2rr.jpg

ムスカリ

ユリ2rr.jpg

ユリ

ルピナス1rr.jpg

ルピナス


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飯能市名栗の散策 [植物観察]

先月、埼玉県飯能市の名栗温泉に行きました。宿泊ホテルは100年続いた大松閣で、最高のもてなしを受けました。この周辺では夏にはホタル観賞、名栗湖、キャンプ場、カヌー工房、小川での釣りなど楽しめます。ホテル周辺の森の小道での散策で、目に留まった植物を写しました。それらの一部を紹介させていただきます。

大松閣 (2).JPG

100年の歴史があるホテル大松閣。

名栗大松閣.JPG

大松閣近くの風景:沢蟹がいます。

ナグリ.JPG

釣り場:ヒメマス、イワナなどが釣れます。

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ホテル近くに自生しているイワタバコ:山の壁面で水が滴れ落ちていました。かなり広く分布していました。

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イワタバコの花は小さいく可憐でした。

タマアジサ.JPG

この辺一帯がタマアジサイの群生地です。

タマアジサイ2.JPG

タマアジサイの開花:咲いてしまえばガクアジサイにそっくりです。開花前のツボミが玉(球形)です。

タマアジサイ4.JPG

玉が破れて開花している様子です。

IMG_5040 (3).JPG

キササゲの花と実が同時に見れました。

ミゾソバ.JPG

ミゾソバ:舎人公園にも生えています。

ハンゲショウ.JPG

ハンゲショウ:舎人公園にもあります。

クマシデ.JPG

クマシデ:舎人公園でも見られます。

オニドコロ.JPG

オニドコロ。


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舎人公園野草園にレンゲショウマが開花 [植物観察]

レンゲショウマはキンポウゲ科の多年草で、山地や深山の湿気のある林下に自生しています。関東では、御岳山のレンゲショウマは有名です。このような環境で生育するレンゲショウマが果たして舎人公園野草園のような高温で直射日光の強い過酷な条件で生育可能でしょうか。今年で苗を植えてから3年目になります。昨年までは、うまく開花しませんでした。今年は、寒冷紗で30%ほど遮光し、夏のあいだほぼ毎日潅水しました。努力した甲斐があり、見事に開花しました。規模は小さいですが沢山咲きました。写真で紹介させていただきます。

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御岳山のレンゲショウマ

DSC_0421 (2).jpg

舎人公園野草園のレンゲショウマ、これ以外にも生育しています。遮光は有効のようです。

DSC_0411 (4).jpg

一株に沢山ツボミをつけました。このまま、開花しました。下向きに開きます・

DSC_0419.jpg

花がレンゲ(蓮華・ハス)・葉がショウマ似なので、レンゲショウマ。きれいでしょう。

角のある果実は珍しいです(写真一枚目の右上を見て下さい)。


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ウマノスズクサのジャコウアゲハによる食害 [植物観察]

ウマノスズクサのジャコウアゲハによる食害

ジャコウアゲハの体内にはウマノスズクサの毒、アリストロキア酸(ウマノスズクサの学名アリストロキアから命名)を蓄積して保身しているが、アリストロキア酸は同時にジャコウアゲハの摂食刺激物質となる。そのため、ウマノスズクサの葉や茎と同様にアリストロキア酸を含有する卵、幼虫、蛹、卵殻および脱皮の抜け殻も幼虫の餌と見なされ食べられる。また、ウマノスズクサの抽出物をろ紙に吸い込ませると、ジャコウアゲハはそのろ紙に産卵する(京大)。これらの事実から、ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサの葉と茎を区別しないで食べると推定される。ウマノスズクサに最初に産卵し、その幼虫が葉と茎を食べればウマノスズクサの一部は枯死する。さらに産卵が増えると幼虫数が増し食害が進行しウマノスズクサの地上部は殆ど枯死寸前に至る。このような状態で観察すると幼虫は必至に、生き残っている茎を食べていた。

ジャコウアゲハはやっとウマノスズクサを見つけたのでしょうか、毎日1~複数の成虫が産卵にやってくる。最近では、繁茂したウマノスズクサが枯死状態なので、周辺の小さなウマノスズクサ数か所の葉に産卵し続けている。約一月も産卵が続いています。このままでは、来年以降ウマノスズクサが野草園から姿を消す懸念があり、何らかの対策が必要です。

ジャコウアゲハの雌がウマノスズクサを見出す能力は前肢にそのセンサーがあるという情報があります(農林水産省農業生物資源研究所:蝶の味覚受容)。

気がついたこと:ジャコウアゲハは周囲に色々な花が咲いているのに何故かアレチハナガサの小さな花のみ密をあさっていました。ジャコウアゲハの雌を見つけてから一月ほど経過したのに、いまだ雄の姿を見ていません。

以下写真を紹介させていただきます。

あウマノスズクサ1.jpg

ウマノスズクサ:一部枯死が見られる

あ産卵直前.JPG

8月17日(最初の産卵から一月後)の産卵の様子(数少ない小さなウマノスズクサにまで産卵)

あ卵.jpg

産卵が全部で5個ありました

あ幼虫食葉.jpg

葉を食べている幼虫:終令(5令)?

ウマノスズクサ2.jpg

かなり食害が進んでいます

幼虫食茎.JPG

茎を食べる幼虫

ウマノスズクサ枯死.jpg

ほぼ全滅のウマノスズクサ

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ほぼ全滅のウマノスズクサの奥に蛹(お菊虫)が沢山ありました。カマキリなどの外敵に見られない場所と判断?し、移動しないでその場で蛹化したのでしょうか。お菊虫は怪談皿屋敷のお菊由来(前回のブログを見て下さい)

成蝶とアレチハナガサ.jpg

アレチハナガサに集中して密を吸っていました。


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足立区の樹木・ポケットガイド [植物観察]

昨年から今年にかけて、”足立区の野草・ポケットガイド”および”足立区の野鳥・ポケットガイド”を発行しました。共に好評で短時間に完売してしまいました。A6版のポケットサイズで携帯に便利です。これらに引き続き新たに”足立区の樹木・ポケットガイド”を編集中です。近い内に発行できると思います。”足立区の野草・ポケットガイド”の姉妹編で、樹木を200程度選んだ写真集に解説を加えたものです。

以下に一部抜粋して紹介させていただきました。下の写真はあまり出来が良くありませんが、完成品は綺麗に仕上がります。ご期待下さい。

クリックして見て下さい。

表表紙.jpg

     表表紙です

もくじ.jpg

      もくじです

写真1.jpg

   本文写真集の一部です

写真2.jpg

   同じく写真集の一部です。


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ジャコウアゲハ舎人公園に登場 [舎人公園の昆虫]

今年7月、長年待ち焦がれたジャコウアゲハが飛来し、ついに産卵いたしました。ジャコウアゲハの食草であるウマノスズクサの栽培は5~6年経過しましたが飛来する気配がありませんでした。今年はウマノズズクサを刈り取らないで蔓延させてやりました。そのせいでしょうか、数日間ジャコウアゲハが野草園で飛び回っていました。繁茂したウマノスズクサの根元付近の葉の裏を見ると卵や幼虫が確認されました。来年も来てくれるといいのですが。以前、野草園のカラムシに黒いグロテスクなアカタテハの幼虫が無数いたのですが、翌年は全く見られませんでした。

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ウマノズズクサ:ラッパ状の花が珍しい。

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飛来してきたジャコウアゲハの雌

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ジャコウアゲハの卵:1.5mm程度(ピントが甘いです)

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幼虫が3匹見えます(ピンボケですみません)

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茶色の幼虫です

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黒い幼虫です:ジャコウアゲハの幼虫は体色に個体差が大きく、また、体色も変化(黒→赤褐色→黒)するそうです(筑波大学BSリーグ通信第13号:2009年)。


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舎人公園にセイヨウヒルガオが発生 [植物観察]

先月、舎人公園にセイヨウヒルガオが群生していることがわかりました。恐らく数年前に何らかの理由で導入されたのでしょう。注意して見ないとヒルガオ、コヒルガオと見間違えします。

セイヨウヒルガオは、1900年ころ鑑賞用として導入されたものが野生化し分布拡大したものです。土壌の劣悪な環境に耐え、地下茎と種子で蔓延します。外来生物法で要注意外来生物に指定されています。本種とヒルガオ・コヒルガオの見分け方は簡単です。以下の写真を見て下さい。写真をクリックして見て下さい。

コヒルガオ本.jpg

コヒルガオ:花の基部の萼が苞に包まれている。ヒルガオも同様です。花と茎の中間に苞はありません。

コヒルガオ花.JPG

コヒルガオ:セイヨウヒルガオと葉の形が違います。

セイヨウヒルガオ群生.jpg

セイヨウヒルガオの生育状況:花は夕方萎みます。

セイヨウヒルガオ花1.JPG

セイヨウヒルガオの開花の様子。

セイヨウヒルガオ花.JPG

セイヨウヒルガオの花の裏面:花の基部には萼のみ存在します。苞は見えません。

セイヨウヒルガオ.jpg

セイヨウヒルガオ:花の基部は萼のみで、花と茎の中間に苞が一対存在します。これが見分けのポイントです。葉はコヒルガオよりヒルガオに近い形をしています。


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国立自然教育園の植物 [植物観察]

5月、山手線目黒駅近くの国立自然教育園で植物観察をいたしました。当園は鬱蒼とした森林が広がり、山地のイメージが強く、山野草の観察に最適です。また、色々な樹木も多く、最近植物の種名板が充実してきました。都内ではなかなか見られない植物が年間を通じて生育しています。それらの一部植物を写真で紹介させていただきました。

アオイスミレ.jpg

アオイスミレ:春一番に咲くスミレで花は終わっていました。種名板が見やすいです。

イカリソウ.jpg

イカリソウ:花は見られませんが、船の碇の形に似ています。

イヌショウマ.jpg

イヌショウマ:花は9月頃で白い穂状に沢山着きます。

サイハイラン.jpg

サイハイラン:ラン科で葉は一枚だけの珍しい植物。鱗茎は漢方に利用されます。

ウグイスカグラ.jpg

ウグイスカグラ:赤い実は食べられる。鶯が鳴く頃開花する。

サルトリイバラ.jpg

サルトリイバラ:猿はまさか引っかからないでしょう。西日本では、餡餅をこの若葉で包むそうです。

セリバヤマブキソウ.jpg

セリバヤマブキソウ:葉はせり葉で花はヤマブキ。

マツカゼソウ.jpg

マツカゼソウ:草本では唯一ミカン科で固有種。舎人公園でもみられます。

ムサシアブミ.jpg

ムサシアブミ:サトイモ科テンナンショウ属でウラシマソウやマムシグサの仲間。舎人公園に生育していましたが今年は出ませんでした。ウラシマソウは順調に育っています。

モミジガサ.jpg

モミジガサ:モミジの葉?の中から花茎が伸びて夏に白い小さな花をつける。

ヤマボウシ.jpg

ヤマボウシ:秋に熟した実は美味しいです。ハナミズキのあとに開花しますが目立ちます。


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コナラの発芽 [植物観察]

舎人公園で沢山コナラが発芽していました珍しい現象です。コナラなどのドングリは、種子が乾くと発芽しないとされています。コナラでは、種子の水分が30%程度以下になると枯死するとされ、普通ドングリが落下し2~3週間地上に放置されると、コナラの種皮は比較的薄いので、発芽能力を失うと推定されます。

舎人公園で発芽が見られた場所は、コナラの木の下で、何らかの理由でドングリの上に土が薄くかぶさっていました。そのため、適当な水分が確保され、春先3月~4月に発芽したと考えられます。適当な湿潤状態が保たれれば、半年以上経過しても発芽能力を有するという研究結果もあります。

以下コナラの発芽の様子を写真で紹介させていただきます。クリックして拡大して見て下さい。

コナラ発芽.jpg

発芽間もなくです。赤い子葉の養分で生長するでしょうが、すでに根を深くおろしています。細根もあり根でも養水分を吸収していると推定されます。

発芽1.JPG

あちこちで発芽が見られました。

発芽.jpg

発芽と発根の様子です。

コナラ.jpg

かなり生長しています。

クヌギ盆栽.jpg

私が10年ほど前、種子から育てたコナラの盆栽です。


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八重咲のユキヤナギ [植物観察]

我が家の庭に一本の木から、枝分かれして、一方の枝に八重、片方の枝に一重の花がさきました。八重のユキヤナギは大変珍しいと思います。突然変異かもしれません。ユキヤナギに似たものとしてシジミバナがありますが、これは八重で、種子ができず、花の中央が窪み、シジミを連想させ、葉の裏表に毛が生えています。コデマリにも八重咲がありますがこれとも違います。開花後種子ができるか興味があります。写真をクリックし、拡大して見て下さい。スマホ撮影ですが。

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八重咲のユキヤナギ:花びらは9~11枚。一番下の写真の右下の花です。

雪一重本.jpg

一重咲:5弁です。下の写真の左上の花です。

ユキヤナギ本.jpg

枝が二つに分かれ、右下方に見えるのが八重咲、左上に見えるのが一重咲の花です。見づらいので拡大してみて下さい。


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アイガモの雛が舎人公園で誕生しました [バードウォッチング]

3月下旬舎人公園の大池で珍しいアイガモ(ハイブリッド)の赤ちゃんが生まれました。父親はマガモとアヒルのハイブリッド(交雑種)、母親はカルガモと区別がつきにくいのですが、恐らくハイブリッドと推定されます。雛はみな同じ形態にみえますが、細かく観察すると足が黒っぽいもの、くちばしが全体黄色っぽいものなど雑多なようです。

以下写真で見て下さい。クリックして拡大して見て下さい。

アイガモ4.jpg

アイガモの赤ちゃん:15羽いましたが、現在(4月1日)13羽

常に母親が見守っています。大人と区別がつかない程度まで(飛べるようになるまで)面倒を見るでしょう

カルガモの親子2.jpg

これが、カルガモの赤ちゃんです

アイガモ.jpg

アイガモの雄が敵を守りながら先導し、後ろで母親が見守っています。

ピントが甘くすみません。

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アイガモ同志のペアと推定されます(左雄、右雌):撮影五月女卓氏

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アイガモ同志の遊泳の様子:撮影五月女卓氏

アイガモ9.jpg

この写真:カルガモと区別がつきにくいのですが、アイガモと推定されます。

 マガモとアヒルのハイブリッドは遺伝形質がマガモの方が強く現れ、見た目はマガモそっくりになります。

あるいは、雛は先ほどのアイガモ雄とカルガモのハイブリッドかもしれません

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くちばしの全体が黄色っぽい個体・脚は黄色(手前左)、脚が黒っぽい個体(手前右)があり、雑多な個体となっています


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ナナカマド:街路樹 [植物観察]

ナナカマド(七竈):バラ科の落葉高木。赤く染まる紅葉・果実が美しい。北海道、東北地方で街路樹として多用されている。山地~亜高山地帯に分布。果実は鳥のエサに、果実酒に用いられる。また、七回竈に入れても燃えないという、硬い材なので、極上の備長炭の原料とされる。

2月の極寒の時期に、函館、小樽、札幌に行ってきました。函館でまず気がついたのは、街路樹のナナカマドでした。白い雪と赤い実のコントラストが何ともいえませんでした。この時期まで実が残っているのは、不思議でしたが、実が完熟しないと鳥が食べない?そうです。

ナナカマドは多くの市町村の木に指定されており、北海道で特に多いです。街路樹のナンバーワンは、札幌ではナナカマド、二番目がイチョウになっています。函館ではプラタナスが一番で次いで多いのがナナカマドです。

舎人公園にもナナカマドが一本だけあり、毎年赤い実がみられたのですが、昨年伐採されてしまいました。

函館の夜景、植物など紹介させていただきます。スマホでの撮影です。クリックして拡大して見て下さい。

函館の夜景、薄暮.JPG

函館山から見た函館の夜景(薄暮)

函館の夜景.JPG

函館山から見た函館の夜景

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街路樹ナナカマド(函館市)

ポプラ.jpg

巨木ポプラ

カラマツ.JPG

大木カラマツ

摩周丸.JPG

旧青函連絡船摩周丸

氷のすべり台.JPG

氷のすべり台

雪の洞爺湖.JPG

冬の阿寒湖


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舎人公園にただ一本の木:センダン [植物観察]

 新しく購入したウインドウズ8での投稿です。

1943頃、私は鳥取県長瀬村の農家に育った。農家の庭なので農産物の乾燥・調整のため広い面積であった。その片隅に一本の大木、センダンが生えていました。子供の頃、このセンダンの樹皮を煎じて飲まされました。虫下しのためです。この木の黄色い実をムクドリ(方言でジュウジュ)がよく食べにきておりました。センダンの木は西日本に多く、海岸に多く植えられているのは砂防のためでしょう。

子供のころから印象に強いセンダンが舎人公園に一本だけありました。舎人公園の樹木はボランティアを通じて調べたところ200種程度です。そのセンダンは見つけた時は1m位の幼木でした。おそらくムクドリあたりが運び発芽したのでしょう。それから6年ほど経過し、現在は直径25cm位の大きな木に生長しました。ところが、舎人公園再整備のため、そのセンダンが切断されることになりました。舎人公園で一本しかない木でもあり、舎人公園サービスセンターのご協力により、移植していただきました。思いが通じた感じで嬉しかったです。

センダンについて調べてみました。

センダン:栴檀  ムクロジ目センダン科センダン属の落葉高木で、ヒマラヤが原産のようです。センダンの古名はおうち(アウチ)楝・樗。栴檀というのは飛鳥時代に渡来した白檀、紫檀、赤檀などの香木の総称で、これらは日本にない木です。センダンの名の由来は、インドで白檀のことをchandanあるいはSandalと呼ぶことからその発音が訛りセンダンとなり、紛らわしいですが栴檀の漢字が与えられたのです。現在日本で生育しているセンダンも漢字で書けば栴檀ですが、白檀、紫檀、赤檀とは別種です。インドでは5000年以前から国家の財産として、センダンの木のあらゆる器官・部位が利用されてきています。

センダンのわが国における利用:街路樹、庭木に、公園に栽植されます。樹皮は生薬の苦楝皮として駆虫剤に、材は建築、器具、用具に、果実は生薬の苦楝子として外用薬に利用されています。しかし、果実にはサポニンを含むため、食べると中毒を起こします。

前回本ブログで色々な樹木の葉痕について写真で紹介させていただきました。例えばオニグルミの葉痕はキリン?馬?の顔そっくりでした。今回取り上げましたセンダンの葉痕も見事な顔に見えます(写真下)。

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センダンの葉痕:猿の顔?スマホでの撮影でピントが甘いです。

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同じくセンダンの葉痕です。


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樹木の冬芽と葉痕 [植物観察]

冬の植物観察で、面白いのは、樹木の冬芽と葉痕です。主に落葉樹で冬が近づくと枝と葉柄の付け根に離層が形成され落葉します。この葉(葉柄)が付け根から剥離したところを葉痕(維管束、すなわち導管と篩管の痕)といい、これを観察すると、種特有の形が見られます。人の顔、動物の顔に見えることもあります。肉眼で見るのには、葉(葉柄)の大きいほど見やすいです。常緑樹でも見られます。舎人公園などで観察した葉痕の主なものを写真で示しました。見てください。皆さんも落葉した樹木を観察されると面白いですよ。スマホで撮影したのですが、クリックして拡大してみてください。

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クルミ:何に見えますか?

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同じくクルミです

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ホオノキです。すみません横向きで。

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同じくホオノキです。新芽が大きく花芽でしょう。

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マロニエ(セイヨウトチノキ):葉痕の姿が下の写真と異なります。

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同じくマロニエ:ねばねばした新芽が帽子に見えます

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ムクロジ:馬?犬?牛?の顔、新芽はまだ小さいです

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トチノキ:マロニエに似ています

totinoki1.jpg

同じくトチノキです

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カクレミノ(左)とタラノキ

フジ、モクレン.jpg

フジ(左)とモクレン

ユズリハ、ユリノキ.jpg

ユズリハ(左)とユリノキ

 

 

 


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